甘々と稲妻の感想・評価

 ★★★☆☆

 

雨隠ギド 著。全12巻。父親一人、娘一人の家庭を舞台にした、「よつばと」風の日常系料理マンガ。「よつばと」は母親の不在の理由やとーちゃんとよつばの関係などは伏せられていますが、こちらは母親がすでに他界していることを隠さずに進み、それを使ったお涙頂戴シーンも結構あるため、その辺が鼻につく人には向かないかもしれません。ついでにいうと、作中で恋愛や再婚などをにおわす描写があるのですが、そういった人間関係は何も進展しないまま終わります。なので、中盤はいくらかダレるときもありました。

アニメ化もされ、原作共々世間での評判は上々です。

私個人の感想は、日常系ならもっと日常に徹したほしかったなーというところがありましたね。そこまで「におわせる」なら、人間関係にも進展があってもよかったと思っていますが、この辺は人それぞれでしょう。

 

甘々と稲妻(1) (アフタヌーンコミックス)
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